高校の時に、現職場の先輩の方から社会人についての講演を受けました。
その講演では企業説明があり、コマツが取り扱っている重機とは何か、どのような機械があるのか、どういった整備をするのかなど、企業に関するお話を聞けたのがきっかけで重機の整備について興味を持ちました。

就職活動で自分は何がしたいのかと考えた時、整備士になりたいという気持ちがありました。
そして整備士になるなら車やトラックではなく、重機の整備士をあえて選びました。
”働く車”と呼ばれているだけに見た目や構造が複雑そうで種類もたくさんありますので、色々な整備が出来ると思いました。

入社後は整備士として重機のメンテナンス整備を行っていましたが、現在はサービス営業という整備の仕事を受注する営業マンとして働いています。
会社の売上利益に関わる重要な部署として、任せられた以上は責任感をもって営業活動に取り組んでいます。

営業は個人成績が出ますので、毎月目標を持って営業活動をします。
大きな仕事を受注した時、たくさんの仕事を受注した時、自分の成果や達成感を感じとる事が出来ますので、それがやりがいとなってまた新たな目標を持って頑張ろうという気持ちになります。

入社後は重機の整備を覚える為に、上司の方の整備を見させてもらったり補助をさせてもらう事から始まります。私は約３年間コンビを組ませて頂いた上司の方から、色々な整備の仕方や技術を学ばせてもらいました。
そしてある程度経験を積んで初めてお客様の所へ一人で修理をしに行った時、不安や緊張感があった事を今でも覚えています。現地で初めて一人で修理が出来た時、新たな一歩ステップアップした自分を感じる事が出来た瞬間でした。この会社のサービス員は誰しも経験する事だと思います。

まだまだ分からない事が多く技術者としては力不足なので、色々な事を経験して技術と知識を身に付けたい。
そして周りのスタッフから頼られる存在となり、いずれサービスのリーダーや工場長になる事が目標です。

就職活動は自分自身を見つめ直す良い機会です。自分が何をしたいのか、何に興味があるのか、向き合ってみて下さい。
自分に合った企業選びをすることで、その企業に就いた時きっと成果を得られて充実した社会人生活を送れるはずです。
将来の自分を想像して下調べや入社試験に臨めば、就職活動もうまくいくと思います。是非頑張って下さい。